冷凍のかにを美味しく食べる解凍方法
毛蟹やずわいがに、たらばがにを美味しく食べるには、新鮮な状態で食べるのが一番ですが、お取り寄せをしたり保存しておいた毛蟹も美味しく味わいたいと思いませんか。冷凍されたかにを美味しく食べるコツは、解凍方法にあります。
ボイルしてあるカニはゆっくり無理なく解凍する
早く食べたくて電子レンジで解凍してしまうと、どんなかにでもパサパサして旨みのない、残念な状態になってしまいます。冷凍する時は瞬間冷凍で素早く凍らせるのが大切ですが、茹でてあるカニを解凍する時はゆっくり無理なく溶かすのが美味しく食べるコツです。
ボイルしてあるカニを冷蔵庫で解凍する方法
水分の蒸発を防ぐために、かにをキッチンペーパーや新聞紙に包んで、バットなどに乗せ冷蔵庫内で解凍します。
その際甲羅を下にしておくと、かに味噌が流れ出る心配もありません。
生冷凍のカニ(かにしゃぶ等)の上手な解凍方法
生冷凍のカニは、乾燥・冷凍焼けを防ぐため、カニの表面を水氷の膜でおおって冷凍しています。
この水氷の膜を上手に溶かすのが解凍のコツです。
■ 解凍方法
召し上がる分のカニを取り出し、ナイロン袋等に入れ、直接水がかからぬ様流水で解凍して下さい。
《召し上がる直前に解凍して下さい。》
※5分位の短時間で急速解凍し、半解凍程度で解凍を止めます。(表面の膜が取れ、中心部分が凍っている位が最適です。)
カニの変色(黒変)について
生の冷凍カニを解凍するとカニの水分(血液)が空気にふれ酸化し、時間が経つにつれ、黒く変色(黒変)する場合があります。黒変そのものは味や品質など問題ございませんが、より一層美味しく召し上がって頂くためにも、召し上がる直前に急速解凍し、解凍後はお早目に加熱調理して下さい。
※カニの部位(関節部分など)により、まれに解凍前でも黒ずんだ部分がありますが、酸化による変色ですので品質上問題ございません。
※加熱処理すると黒変の進行は止まります。解凍後食べきれない場合は、加熱した上で冷蔵保存し、お早目にお召し上り下さい。
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