たらばがにの豆知識
大きくて、ボリュームのある身がぎゅっとつまっているたらばがには、とても人気があります。
かにが美味しい季節になると、たらばがにを選ばれる方はたくさんいらっしゃいます。
こちらでは、そんな魅力あふれるたらばがにの豆知識についてご紹介します。
たらばがにの「たらば」について
たらばがにが主に生息している地域は、北海道周辺の日本海やオホーツク海です。
そんな日本海やオホーツク海には、鱈(たら)もたくさん生息しています。
「鱈がたくさん獲れる漁場、鱈場で獲れる」ということで、たらばがにという名前がつけられました。
そのため漢字表記では、「鱈場蟹」と書かれています。
体の特徴
たらばがには脚を広げると、1mを越すサイズになるものもおります。
また、食卓に並べられているたらばがには茹でられて赤くなっているイメージを持たれている方がたくさんいらっしゃいますが、生きているたらばがには背中が暗めの紫色、お腹側が淡い黄色なのです。
甲羅は五角形のような形をしているという特徴を持っています。
そして甲の中央にはアルファベットのHのような溝があり、脚はハサミを含めて8本あります。
かにではなくヤドカリの仲間
名前にかにとついているので、かにの仲間と思われている方が多いですが、たらばがには生物学上では、ヤドカリの仲間として分類されています。
ヤドカリは、かにと違って縦に動くことができる特徴を持っています。
横方向にしか歩くことができないと思われるたらばがには縦に動くことができるのです。
たらばがにという名前は、日本では昔から呼ばれていて広く周知されていたために、ヤドカリの仲間であることが知られた後もその名前を引き継いでいます。
高級とされている理由
たらばがにが高級とされている理由は、成長に関係しています。
たらばがには、卵から孵化するまで約1年という長い月日がかかるのです。
食卓に並べられるような大きさになるまでに10年ほどの長い月日がかかっているといわれています。
このように、とても成長が遅く養殖をすることが難しいということが理由で、高級品とされているのです。
また、その味も最高級に美味であり、日本全国でとても人気が高いことも高級品である理由のひとつです。
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